2026/09/25 11:00
現地時間2026年9月24日、故オジー・オズボーンの最後のステージを追った『Ozzy & Black Sabbath: Back to the Beginning』の予告編が公開された。約1分間の映像には、感情、緊張、涙、そして“Blizzard of Ozz”ことオジーの不屈の精神が詰め込まれている。
「こんなショーの前例など、これまで存在したことがない」とライブの音楽監督を務めたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリスト、トム・モレロがナレーションで語るなか、カメラは、2025年7月5日に英バーミンガムのヴィラ・パークに集まった4万5,000人のメタル・ファンを映し出す。「世界中の何百万人もの人々が、“ありがとう、ブラック・サバス。ありがとう、オジー”と言える機会を得た」とモレロは続ける。映像には、オジーがブラック・サバスとともにステージに立つ姿も収められている。同作は10月28日から期間限定で世界の劇場で公開され、現在チケットが販売されている。
コンサートは丸1日にわたって開催され、アリス・イン・チェインズ、アンスラックス、ゴジラ、ガンズ・アンド・ローゼズ、ヘイルストーム、ラム・オブ・ゴッド、マストドン、メタリカ、パンテラ、スレイヤー、トゥールらが出演。さらに、ビリー・コーガン、チャド・スミス、デイヴィッド・ドレイマン、パパ・V・パーペチュア(ゴースト)、ロニー・ウッド、サミー・ヘイガー、スティーヴン・タイラー、トラヴィス・バーカー、ヤングブラッドらによるオールスター・ジャムも行われた。映画では、こうした数時間に及ぶパフォーマンスを2時間30分に凝縮している。
プレス・リリースによれば、映画にはライブ・パフォーマンスに加え、オジーとブラック・サバスが自身の音楽やキャリアに与えたインスピレーションについて、出演者たちが語る個人的な回想シーンや、司会を務めたジェイソン・モモアとモレロによる舞台裏の様子も収められている。
コンサートはオジーの故郷であり、彼が愛したサッカー・クラブのホーム・スタジアムでもあるヴィラ・パークで開催された。オジーは、晩年にさまざまな健康上の問題を抱えながらも、特注の玉座に座ってステージに立った。そのわずか17日後となる2025年7月22日に76歳で亡くなった。
ベン・ウェインライト=ピアースが監督し、マーキュリー・スタジオが制作した本作の予告編では、オジーの妻でマネージャーでもあったシャロン・オズボーンが、「彼はショーを最後までやり切れないだろうと言われていた。でも彼は“いや、俺はやる。何が起きようとやるんだ”と言った」と明かしている。感極まった様子のオジーが観客に「自分がどんな気持ちなのか、君たちには想像もつかないよ」と語りかける場面では、4万5,000人のファンが、1991年11月28日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高位28位を記録したソロ曲「Mama, I’m Coming Home」を大合唱。最後には、玉座に座ったオジーが満面の笑みを浮かべ、喜びに身をよじらせる姿が映し出される。
リリースによれば、映画に収められたパフォーマンスには、オジー本人による「I Don't Know」「Mr. Crowley」「Suicide Solution」「Crazy Train」「Mama, I'm Coming Home」、マストドンによる「Supernaut」、アンスラックスによる「Into the Void」、トゥールによる「Hand of Doom」、ヤングブラッドによる「Changes」、アリス・イン・チェインズによる「Fairies Wear Boots」、スレイヤーによる「Wicked World」、ガンズ・アンド・ローゼズによる「Never Say Die」、メタリカによる「Hole in the Sky」、そしてブラック・サバスによる「War Pigs」「N.I.B.」「Iron Man」「Paranoid」が含まれる。ほかにも、ライヴァル・サンズ、ヘイルストーム、ラム・オブ・ゴッド、ゴジラ、パンテラの楽曲も収録されている。
さらに、モレロ率いるオールスター編成によるセットも収録されており、トラヴィス・バーカー、エクストリームのヌーノ・ベッテンコート、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、トゥールのアダム・ジョーンズとダニー・ケリー、元ジューダス・プリーストのギタリストのK.K.ダウニング、リヴィング・カラーのヴァーノン・リードらをはじめ、多数のミュージシャンが名を連ねている。
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